これは宇宙飛行士の健康を守るために、単にカルシウムを摂るだけでは不十分であり、 人工重力の導入や、負荷付きのトレーニング機器の開発といった対策が求められることを意味します。
また、子どもや若い世代が将来宇宙に長期滞在する場合、成長の早期終了や身長の伸び悩みといった問題も現実味を帯びてきます。
“宇宙で暮らす未来”が現実になりつつある今、微小重力下でいかに健康的に生活していくかという問題に、さらに目を向ける必要があるかもしれません。
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参考文献
NASA Took Mice Into Space, And It Did Something Scary to Their Bones
https://www.sciencealert.com/nasa-took-mice-into-space-and-it-did-something-scary-to-their-bones
Femur bone density loss in mice aboard the ISS sheds light on space travel challenges
https://phys.org/news/2025-03-femur-bone-density-loss-mice.html
元論文
37-Day microgravity exposure in 16-Week female C57BL/6J mice is associated with bone loss specific to weight-bearing skeletal sites
https://doi.org/10.1371/journal.pone.0317307
ライター
千野 真吾: 生物学出身のWebライター。普段は読書をするのが趣味で、休みの日には野鳥や動物の写真を撮っています。
編集者
ナゾロジー 編集部