※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。
実際の個人情報の特定を避ける為に一部フィクションや編集を入れております。
これは、第一子を出産したある女性の実話をもとにした体験談です。
これは、都内に住む30代女性のCさんから投稿されたエピソードです。
今回は、待望の第一子誕生!でも、義母の違和感に気づく…についてお話します。
今日は、強烈な嫁姑の実話をもとにした過去に聞いたことのない体験談です。
★ 3話完結で描かれる、聞いたこともない恐怖の義母と強烈なの物語です★
「おめでとう!可愛い赤ちゃんね!」
病室のベッドの上で、私はようやく生まれたばかりの赤ちゃんを抱いていました。
長くつらい陣痛を乗り越えて、やっと出会えた第一子。
すべての苦しみが報われたように感じました。
「俺たちの子だ…」
夫は感動した様子で赤ちゃんを見つめ、そっと私の髪をなでました。私も涙をこらえきれず、頷きます。
そこへ、夫の両親が病室に入ってきました。
「おめでとう!」
義母は涙ぐみながら赤ちゃんを見つめ、次の瞬間——
「私の初孫よ…!〇〇家にとって、大事な跡取りね!」
——〇〇家にとって、大事な跡取り?
もちろん、夫の家族にとっても大切な赤ちゃんなのはわかります。
でも、その言い方に少し違和感を覚えました。
この違和感が後に大問題につながるとは、このときは思いもしませんでした…。
目次
・「名前決めた?」義母の口出しが止まらない
・そして、義母が勝手に出生届を提出!?
・すぐに役所へ!出生届を訂正できるのか!?
「名前決めた?」義母の口出しが止まらない

「もう名前は決めたの?」
病室で赤ちゃんを見つめながら、義母が尋ねました。
私たちは、出産前から決めていました。
「優斗(ゆうと)」「優しくて、力強く生きてほしい」という願いを込めた大切な名前です。
「はい、『優斗』にしようと思っています」
そう伝えると、義母の顔が一瞬曇りました。
「…え?ちょっと待って、それじゃダメよ!」
ダメ?
「うちは代々、”太”がつく名前なのよ。〇〇太にしましょう!」
義母は当然のように言います。
「ほら、旦那(義父)も、うちの息子(夫)も”太”がついてるでしょ?男の子は”太”がついた名前にしなきゃいけないのよ」
「でも、もう決めているので…」
私はきっぱり伝えました。義母は納得していない様子でしたが、それ以上は何も言いませんでした。
このとき、まさか義母が勝手に出生届を提出するなんて、想像もしていませんでした——。