見ていると引きの感じがシーバスっぽくなく、上がってきたのはクロダイ。バチ抜けパターン時の定番のゲスト、というかシーバスとのダブル本命として扱ってもいい魚だ。計ってみると47.5cmのナイスサイズ。乗っ込み時期でもあるため、サイズ以上に魚体の太さが際立つ。

自身初クロダイ50cmオーバー
ほどなくして私にもヒット。これもクロダイめいた引きをしており、やり取りの最中バラしてしまったが、フックにはクロダイっぽいウロコが付いていた。どうも頬の辺りにフックが外掛かりしてしまい、首振りで外れてしまったようだ。
いや~やらかしちゃったな、と反省する暇もなく、またまた食ってきて連続ヒット。ガンガンと首を振る硬質な感触が伝わり、これもクロダイと確信。鋭い突っ込みと首振りのスリリングなファイトを制してネットインしたのは、50.5cmの年無しサイズ!
今まで49cmとか48cmまでしか釣ったことがなく、ようやく年無し実績解除に感無量だ。先の魚と同様、実にコンディションの良い太い魚体をしており、今まで釣ったどのクロダイよりも強いファイトが印象に残った。

今後の状況
またすぐに同じようなコースで同じようなアタリがあり、これはフッキングできなかったが群れが入ってきたのでは、と粘って釣り続ける。しかしどんどん潮位が下がり、潮も緩んでしまったためタイムアップ。この日はここまでとした。
今回シーバスは出なかったが、次の潮ぐらいから本格的にバチ抜けのハイシーズンを迎える。良型クロダイもシーバスも狙っていける面白い釣りなので、ぜひチャレンジしてみてほしい。
バチ抜けの釣り方やオススメルアーは、私の勤務する一宮市のカリプソでも案内できるので、挑戦する際はぜひお立ち寄りいただきたい。
