中居氏は7月12日、B氏らにトラブルを報告し、B氏は翌日に中居氏の事務所を訪れて事情を聞きました。中居氏はAさんの心身の回復を願い、事案を外部に漏らさないよう依頼しました。また、Aさんが摂食障害とうつで入院していることをB氏に伝え、支援を求める内容のショートメールも送っていました。

第三者委員会によると、B氏は中居氏の依頼でAさんの入院先に見舞金として現金100万円を届けようとし、Aさんと共演経験のある弁護士も紹介しました。こうした対応により、AさんはB氏らへの不信感を強め、「フジが大物タレントを守り、若手社員を切り捨てた」と感じたのは当然であると報告書は述べています。

2024年9月9日、B氏がAさんの8月31日付での退社を中居氏に報告したところ、中居氏は感謝の言葉とともに「ひと段落ついた感じ」と返信しました。B氏も引き続き協力する意向を示しており、両者の深い関係がうかがえるやり取りとなっています。