アーティストたちは、時に奇想天外なアイデアを生み出すものです。

YouTuberでモノづくり系クリエイターのGingerOfOz氏は、1994年発売のソニー・プレイステーション(初代PS)を可動式のハサミを持つ“カニ型”ゲーム機「Playstacean」として改造してしまいました。

YouTubeに投稿された製作動画(2025年3月22日公開)では、設計から3Dプリント、組み立て、そしてハサミが動くメカニズムまで、細かく紹介されています。

目次

  • 「こんなゲーム機があったら……」アーティストの奇想天外なアイデアが現実に!
  • カニ型プレイステーション「Playstacean」

「こんなゲーム機があったら……」アーティストの奇想天外なアイデアが現実に!

プレイステーション(PlayStation、PS、初代PS)は、ソニーが1994年に発売した初の家庭用ゲーム機で、3DCGやCD-ROM媒体の採用によって、ゲーム業界に革命をもたらしました。

『ファイナルファンタジーVII』や『ドラゴンクエストVII』など数々の名作を生み出し、全世界で1億台以上を売り上げた伝説的ハードです。

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小型プレイステーション「PS ONE」 / Credit:Wikipedia Commons

2000年には次世代機であるプレイステーション2が発売されましたが、それ以降も初代PSは小型版である「PS one」として2005年まで生産されました。

発売当時を知る人は、「ゲーム機といえば初代PS」と感じている人も少なくないでしょう。

そんな名機に、突如“カニ”という全く異なる生物の要素が追加されたのは、ひとりのアーティストの発想からでした。

アーティストのAnh Dang氏が描いた「カニの形をしたプレイステーション」のイラストは、インターネット上で注目を集めました。