ただ受け身で眺めるのではなく、コメントやメッセージで誰かと交流する「つながる使い方」に切り替えると、孤独感が和らぐ可能性もあります。
さらに、アプリは使わない暇つぶしも用意するようにして、気持ちをリフレッシュさせる時間を作ることも効果的です。
SNSは“情報ツール”である以上に、感情を揺さぶる装置でもあります。
だからこそ、見ているときの自分の気持ちそのものに意識的になる必要があるのです。
SNSは、薬にもなれば、毒にもなります。
それを判断できるようになることが重要です。今の使い方は、あなたの心を守っていますか?
もし違うなら、使い方を改めなければ心を疲弊させるだけになってしまうかもしれません。
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参考文献
Social media may heighten depression severity in youth
https://www.utsouthwestern.edu/newsroom/articles/year-2025/march-social-media-youth-depression.html
元論文
Problematic social media use and relationship to mental health characteristics in youth from the Texas Youth Depression and Suicide Research Network (TX-YDSRN)
https://doi.org/10.1016/j.jad.2025.01.046
ライター
相川 葵: 工学出身のライター。歴史やSF作品と絡めた科学の話が好き。イメージしやすい科学の解説をしていくことを目指す。
編集者
ナゾロジー 編集部