トマトを自社商品の価値と捉えているモスバーガー

 では、なぜマクドナルドはトマトのトッピングをやめるのか。

「大きな理由としては、マクドナルドは低価格である点を重要な価値とするチェーンであり、トマトの価格高騰を受けて、ハンバーガー類のなかで『炙り醤油風 ベーコントマト肉厚ビーフ』のためだけにトマトの仕入れ・下ごしらえをするというのが難しくなり、終売とすることに伴いトッピングもやめるということでしょう。トッピング提供をやめるということは、それほどオーダーの数も多くはなかったのだと考えられますが、トマトという食材はカットすると汁が出るので扱いが難しく、バンズに挟んでペーパーで包むとバーガー全体が水っぽくなってしまったりといったデメリットもあるため、オペレーションの効率低下にもつながりかねない面があります。また、『トマトが入っていない』ということが競合との差別化ポイントでもあり、厚いトマトの存在を自身の大きなアピールポイント、価値と捉えているモスバーガーの存在がある以上、いまさら『トマトを残して勝負する』という必要性もないと判断したのかもしれません」

(文=Business Journal編集部、協力=稲田俊輔/「エリックサウス」総料理長)

提供元・Business Journal

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