未来を映す黙示録の記述
『ヨハネの黙示録』はギリシャ語で書かれ、当時のアジア小アジアの7つのキリスト教会に向けた手紙とされるが、その中には恐ろしい未来のビジョンも記されている。
ブロック氏は、この記述の中に未来の大戦や核爆発、バイオテロの可能性を示すものがあると指摘する。
たとえば、
「第三の天使がラッパを吹くと、たいまつのように燃える大きな星が天から落ちた。その星の名はニガヨモギと呼ばれた。そして、水の三分の一を苦くし、多くの人が死んだ」(ヨハネの黙示録8:10-11)
この記述は、放射能汚染による水質汚染や核爆発を連想させる。
また、
「彼らは金の冠を被り、人間の顔を持ち、さそりのような尾で人々を苦しめる力を持つ」(ヨハネの黙示録9:7-9)
この描写は、機械兵士やドローン戦争を示している可能性があるとブロック氏は考える。