巨大な反射ディスクと謎のリング

 ウォード氏が指摘する最大の特徴は、直径約240メートル(サッカー場2〜3面分に相当)にも及ぶ巨大な円盤状の物体だ。表面が強く光を反射しているように見え、異質な存在感を放っている。

 さらに、その近くにはもうひとつの異常な構造が確認された。それは直径約120メートルのリング状の物体であり、地形の一部とは異なる特徴を持っている。

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(画像=画像は「Anomalien.com」より、『Business Journal』より 引用)

 この2つの物体の正体については、現時点では明確な結論が出ていない。専門家の間では、火星の極寒環境下で形成された氷の塊や、地質学的な現象による自然形成物ではないかと考えられている。しかし、一部では人工的な構造物や、宇宙船の残骸といった仮説も浮上している。