ユーザーの変化と予約への影響

 ユーザーのライフスタイルは目まぐるしい勢いで変化をしており、それに応じて予約も変化をしている。誰もがスマートフォンを持って外出先で飲食店を探す時代となった今は、Google MAP経由の予約も増加している。Google対応している予約台帳であれば、Google上でそのまま予約を取ることができる。グルメ媒体もかつては一強となっていたが、今では少しずつ他の経路にシェアを奪われている。とはいえ、依然として圧倒的な力を持っていることは変わらない。ユーザーのグルメ媒体の口コミを参考にする人は多いし、飲食することでたまるポイントも魅力的である。

 また、予約の際に個人情報を入力することが手間なので、登録済みの媒体から予約をするという人もいる。近年ではInstagramやTikTokで飲食店を探すけれど、予約はポイントをためるためにグルメ媒体から行うという形で、飲食店探しと予約が分断されている。それらの変化に応じて、予約台帳やサイトコントローラーも変化を続けているのである。

生成AIの進化は外食業界にもインパクト

 生成AIの進化は、外食業界にもインパクトを与えている。生成AIで広告文やクリエイティブを作成したり、AIコールによって自動音声で電話予約を取ったりすることも珍しくなくなっている。また、ユーザーも店選びや予約をAIに任せるという動きも少しずつ盛り上がってきている。予約台帳やサイトコントローラーはある程度完成されたサービスと思われていたが、時代に合わせてさらなる進化が求められているのではないだろうか。(イデア・レコード・左川裕規)

飲食店予約とサイトコントローラー、時代に合わせて進化
(画像=『BCN+R』より 引用)

提供元・BCN+R

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