■自律神経が関係
なるほど、小指には重要なツボがあるわけだ。二宮氏は続ける。
「東洋医学では自律神経を整えるのにそれらのツボを使うので、湿布がそこにうまく働いて改善につながるのではないでしょうか。ただ、あくまで症状が緩和されるのであって、花粉症が治るわけではありませんし、効く効かないは個人差もあります」。
鍼灸院で使う針の代わりに、湿布がうまく作用するということだ。ただ、洗い物や手洗い、アルコール消毒をすると湿布がはがれやすくなるため、サポーターやテープで固定したほうがいいと感じた。とはいえ、小指に湿布、試してみる価値はあるかもしれない。