慶應大との比較

　かつては早稲田大と慶應大の両方に合格すると慶應大に行く学生のほうが多いともいわれたが、現在ではどうなっているのか。

「1990～2000年代は慶應大がSFCの新設や同窓会・三田会の組織力が注目されたこともあり人気でした。早慶対決だと慶應大のほうが上だった、といっていいでしょう。その後、早稲田大は入試改革や語学教育の強化などを進めていった結果、2010年代後半からは早稲田大のほうが人気になっていきました。現在は早慶対決だと早稲田大のほうが上といっていいでしょう」

　では、早稲田大の政経学部が京都大学の文系学部と同じレベルにまで上がっているといえるのか。

「国立大と私立大の単純比較は難しいのですが、それでも早稲田大政経学部の人気や評価は、京大文系学部と同等になっている、といっていいでしょう」

（文＝Business Journal編集部、協力＝石渡嶺司／大学ジャーナリスト）

提供元・Business Journal

【関連記事】
・初心者が投資を始めるなら、何がおすすめ？
・地元住民も疑問…西八王子、本当に住みやすい街1位の謎　家賃も葛飾区と同程度
・有名百貨店・デパートどこの株主優待がおすすめ？
・現役東大生に聞いた「受験直前の過ごし方」…勉強法、体調管理、メンタル管理
・積立NISAで月1万円を投資した場合の利益はいくらになる？