ちょうどお昼時になったので、食事をとることにします。八女中央大茶園から山を下りたところにある「八女茶カフェぶんぶく」さん。八女美緑園製茶の直売店の隣に、お茶の味を店内で楽しめるカフェが併設されています。
抹茶パフェやアイスも魅力的だったのですが、お昼時ということもあって抹茶を練り込んで打たれた茶そばをいただきました。八女のお茶を存分に楽しむ、そんなドライブになりました。
八女福島の白壁の町並み

福島城外堀跡。
続いてやってきたのは八女市役所のある福島地区。関ケ原の戦いの翌年、1601年に田中吉政が福島城を築き、廃城後も商人地がここに残りました。
紺屋町の信号付近には白壁の街並みが広がります。リノベーションしたうえで今も店舗で活用されているものが多い印象です。

こんなサッシが印象的な木造家屋が多い。

心理カウンセラーとしてリノベされた店舗。

ドラマの撮影で使われそうな病院は今も現役。
横町の町家は観光案内所になっており、3月のこの時期はひな人形が展示されているとのこと。ちょっとのぞいてみることにします。
これは……合コン?
福岡県は埼玉県に次いでひな人形の生産が盛んな県です。その中でも八女市は「雛の里」と呼ばれ、多くのひな人形の故郷とされています。あなたのお宅にあるひな人形ももしかしたら八女で生まれたものかもしれませんよ。
最後は鉄オタらしく廃線跡へ
さて、最後は鉄オタらしく鉄道関連のスポットに立ち寄ります。
現在、八女市に鉄道は通っていませんが、かつては筑後市の羽犬塚駅から八女市の奥、黒木(くろぎ)まで国鉄矢部線が通っていました。第一次特定地方交通線に指定され昭和60年に廃止されており、現在鉄路はほとんど残っていませんが、その残り香がかすかに残る場所があります。
こちらは福島地区にあった旧筑後福島駅の駅舎。元あった場所から少し移設して公園内で倉庫として利用されています。