今後、培養条件のさらなる最適化や酵素の改変技術の進歩により、より使いやすく環境負荷の少ないプラスチックが誕生することが期待されます。

合成生物学を駆使したバイオプラスチック研究は、持続可能な社会を支える重要な分野として、ますます注目を集めるでしょう。

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元論文

Biosynthesis of poly(ester amide)s in engineered Escherichia coli
https://doi.org/10.1038/s41589-025-01842-2

ライター

川勝康弘: ナゾロジー副編集長。 大学で研究生活を送ること10年と少し。 小説家としての活動履歴あり。 専門は生物学ですが、量子力学・社会学・医学・薬学なども担当します。 日々の記事作成は可能な限り、一次資料たる論文を元にするよう心がけています。 夢は最新科学をまとめて小学生用に本にすること。

編集者

ナゾロジー 編集部