これで、米国の与党・共和党はもちろんのこと、ドイツの最大野党・AfD、英国の最大野党・保守党と、脱炭素に反対する有力な政党が米・独・英に出そろったことになる。
翻って日本では、参政党と日本保守党は明確に脱炭素に反対しているが、自民党、立憲民主党、国民民主党、維新など、ほぼオール与党で脱炭素を推進しつづけている。
日本はいつも周回遅れだが、いつまでこんな愚かなことをしているのだろうか。ケミ・ベーデノックの演説を読んで、考え直して、「脱炭素懐疑者」に転向すべきだ。彼女の脱炭素政策批判は、ほとんどそのまま日本にも当てはまる。脱炭素は、幻想にすぎず、実現不可能で、経済が破滅する、愚かな政策だ。
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『データが語る気候変動問題のホントとウソ 杉山 大志』