出展の障壁に多角的にアプローチ

——『展示会のプロ』は、こういった展示会のデメリットにどうアプローチしていますか?
『展示会のプロ』は、展示会業務の属人化やリソース・ノウハウ不足の解消のため、一気通貫でサポートを行うサービスです。展示会への出展は会場準備や当日対応の業務に目が行きがちですが、企画設計の業務も重要になります。「出展目的の設定」「出展サービスと来場者へのメッセージ設定」などです。こういった土台の部分から、「施工会社の管理」や「スタッフの手配」、当日の運営など、社内のリソースだけでは対応が難しい部分を伴走しながらサポートします。
また、展示会業務は専任の担当者がいないことも少なくありません。通常業務に追加して展示会業務を兼任することで、業務量が普段の倍になってしまうなどの業務過多も軽減できるサービスです。
「ナレッジが貯まりづらい」というポイントにもアプローチしています。事前準備や当日運営に加え、展示会後の振り返りにより、次の展示会に向けてナレッジを蓄積しPDCAを回していける仕組みを提供できるのが強みです。「どのような方がブースに来られたか」というリード分析なども行っています。
一般的に、展示会のサポートを行うのは施工会社が多いので、基本的にブースをつくりこむ部分に対してのサポートになります。我々『展示会のプロ』は、展示会の設計段階から事後評価まですべてをサポートするイメージですね。

——予算の部分にアプローチできる仕組みはありますか?
展示会の開催を行っているエバーリッジ株式会社様と業務提携を結び、『展示会ゼロ』というサービスを展開しています。
これは、初期費用がかからずに展示会出展ができる、成果報酬型の仕組みを採用したサービスです。展示会で獲得したリード数に応じて成果報酬型でお支払いいただくシステムで、事前の準備コストも抑えられるため、出展のハードルを大幅に下げることができます。
——実際に『展示会のプロ』や『展示会ゼロ』を利用した方々からはどのような声がありましたか?
すでに出展するブースが決まっている中で、専任担当者の方がおらず苦労していた企業様のサポートをしたことがあります。出展する展示会に合わせて押し出すメッセージを変更し、それを当日の配布物やブース装飾に反映したことで、リード獲得数がこれまでの3倍になり、サポートの効果を実感していただきました。
『展示会ゼロ』に関しては、成果報酬型である部分にプラスの声をいただいています。ある企業様でリード獲得の目標値に届かなかったというケースがありました。しかし、成功報酬型での支払いのため出展企業様が損をすることがなく、むしろコストを抑えつつ出展できたと好評いただいたという事例もあります。
予算の面で展示会にハードルを感じている場合は『展示会ゼロ』、予算に不安はなくとも社内のリソースがハードルになってしまっている場合は『展示会のプロ』、という風に、社内で抱えている課題に合わせて選んでいただければと考えています。

BtoBの取引は金額も高額な場合が多く、商談化へのハードルも高いもの。そんな中、オフラインで対話する機会をつくり、サービスへの関心や人への信頼感を獲得できる展示会は、今後もBtoBサービスのマーケティングで重要な手法になるのではないでしょうか。
マーケティング手法によって、メリットやデメリットはさまざまです。デメリットに適切にアプローチできるソリューションを利用することは、展示会のメリットや効果を最大化することにつながります。
展示会出展を考えた際の障壁を洗い出し、自社に必要なサポート体制を検討してみてください。
提供元・Business Journal
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