■「機能性ディスペプシア」などを発症する人も
食欲が落ちるのには、ストレスを感じたときに働く交感神経が大きく関わっている。
ストレスが交感神経に伝わると、胃の血管が収縮して血流が低下し、胃粘膜を保護する胃粘液の分泌が減少する。その結果、胃粘膜の保護機能が低下している状態で胃酸という強い酸にさらされることで、胃痛や胸焼けを感じ、食欲が落ちてしまうことがあるのだという。
結果、胃腸に明らかな異常が見られないにも関わらず、胃痛・胃の灼熱感・胃もたれ・早期満腹感といった症状が現れる「機能性ディスペプシア」や、腸そのものには異常はないのに、腹痛、下痢、便秘を繰り返す「過敏性腸症候群」といった病気を引き起こすこともある。
不調を感じたら、早めに医療機関を受診したほうが良いだろう。