2025年度予算案をめぐって、日本維新の会が賛成する方針を示唆する一方、国民民主党は慎重姿勢を取り、「どちらが与党に近いか」「野党としての筋を通しているか」をめぐって互いに批判的な発言を繰り返しています。

与党は維新に「満額回答」、国民には「塩対応」。これに維新の前原共同代表は満足しているようです。

これに国民民主党が激怒。彼らは「103万円の壁」解消と称する所得減税に集中していますが、維新がこの減税案を積極的に支持しないで高校無償化を「満額回答」と認めて政権と合意したことを「裏切り」と非難しています。

維新がこれに「103万円の壁にはわれわれも賛成してきたが国民民主から連携の話はなかった」と反撃。

維新は高校無償化に全力を傾け、「4兆円の社会保険料引き下げ」の具体策は(OTC類似薬など細かい話を除いて)ほとんど語りません。