線文字A

(画像=Ursus – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる,『TOCANA』より 引用)
1893年、イギリスの考古学者アーサー・エヴァンズは、アテネの蚤の市で謎の文字が刻まれた石を手に入れた。その後、クレタ島のクノッソス宮殿の発掘現場で同じ文字を発見し、「線文字A」と「線文字B」に分類した。
線文字Bは1950年代にギリシャ語の一種と判明し解読されたが、線文字Aはいまだ不明である。両者には共通する記号も見られるが、線文字Aがどの言語を表しているのかは依然として謎だ。