「ネガティブな意見も含めて知りたい」「厳しい意見もアドバイスだと思って受け止められる」という方であれば良いですが、とくに個人が自分の名前を検索する場合は、覚悟して見る事ができない場合は検索を控えた方が良いでしょう。
また、自社に関する情報のリサーチ目的でエゴサーチをしている場合、検索するワードの知名度が高ければ高いほど目的の情報にたどり着きにくく、検索のための時間を多く割かなくてはいけなくなってしまいます。
現在、企業のリスクマネジメントを考える上でソーシャルメディア、とりわけSNS に存在する自社の情報は無視できません。広報担当者はエゴサーチを行って日頃から自社に関する評判を把握し、すみやかに対策が取れるよう心がけたいものです。
企業や製品に対する辛辣な声が埋もれていたり、その評価をめぐる意見交換が今後のリスクの火種となる可能性があるからです。実際に炎上のきっかけはSNSの投稿が発端であることが非常に多いです。
また、Googleは特定のSNSに限定せず、広くネット上の情報を拾うことができますので、並行して実施することをおすすめします。
尾藤 克之(コラムニスト・著述家)
■
2年振りに22冊目の本を出版しました。
「読書を自分の武器にする技術」(WAVE出版)
[本書の評価]★★★★(80点)
【評価のレべリング】※ 標準点(合格点)を60点に設定。
★★★★★「レベル5!家宝として置いておきたい本」90点~100点
★★★★ 「レベル4!期待を大きく上回った本」80点~90点未満
★★★ 「レベル3!期待を裏切らない本」70点~80点未満
★★ 「レベル2!読んでも損は無い本」60点~70点未満
★ 「レベル1!評価が難しい本」50点~60点未満