2人目は今季からJ3の栃木シティでプレーしているFW都倉賢。ヴィッセル神戸や北海道コンサドーレ札幌など7クラブを渡り歩き、187cm80kgの体格を活かしたポストプレーや空中戦の強さ、左足からの強烈なシュートを武器にキャリアの公式戦でここまで122得点を叩き出してきた。いずれも劇的で強烈なゴールが多い。
2014シーズンJ2第38節北海道コンサドーレ札幌VS湘南ベルマーレ戦(2-0)では、味方GKが蹴ったロングフィードを胸でワントラップした後に豪快なゴールを放ち、同シーズンのJ2最優秀ゴール賞を受賞。その後も多くのゴールで所属チームを幾度となく救ってきた。これまでPKを一度も外していない都倉。キック直前まで間合いを取り、GKと駆け引きするシーンは印象的だ。

吉平翼
- 出場試合総数:172試合
- 得点総数:40得点
- JリーグPK総数(成功数):12本
3人目はJ3のカターレ富山に所属するFW吉平翼。大分トリニータの下部組織出身で、高校3年次の2015シーズンには2種登録選手としてJリーグデビューを果たす。翌2016シーズンより正式に大分のトップチームに加入するも出場機会に恵まれず、2020シーズンに藤枝MYFCへ完全移籍。同シーズンは30試合出場11ゴールと活躍した。2021シーズンからは富山でプレーしており、昨シーズンは35試合出場9ゴールとエースストライカーとして攻撃陣を牽引している。
PK時は、助走で一度減速して相手GKを観察し瞬時にコースを蹴り分ける高い技術を持っている。今シーズンは開幕前のキャンプで練習中に負った左股関節外旋筋群損傷の影響でまだ出場が無い。復帰すれば富山の攻撃陣をさらに活性化させるだろう。

樋口寛規
- 出場試合総数:354試合
- 得点総数:73得点
- JリーグPK総数(成功数):7本