自分達が鑑定で黒だと証明したからと言ってその後に試料を廃棄したなんてこんなアホな話はありえません。
検察としては敗訴すると恥になるというちんけなプライドがあるのでなんとしても有罪に持って行きたいということなのでしょうけど。
そして本件に於いて一番の問題は客観的に見て証拠に疑義があるにも関わらず原告の主張を正として医師を有罪とした朝山芳史裁判長でしょう。
この人物は
【浜松5人死傷、運転の中国人女性に逆転無罪判決 東京高裁】
浜松市の交差点で平成27年5月、信号無視した乗用車が突っ込み、1人が死亡し4人が軽傷を負った事故で、殺人などの罪に問われた中国籍の女性(36)=同市=の控訴審判決公判が29日、東京高裁で開かれた。朝山芳史裁判長は「事件当日は統合失調症の症状が悪化した状態にあった」として、完全責任能力を認めて懲役8年とした1審静岡地裁浜松支部の裁判員裁判判決を破棄し、逆転無罪を言い渡した。
弁護側は女性が心神喪失状態だったと主張していたが、1審判決は殺意や完全責任能力を認定。これに対し、朝山裁判長は「行為に一貫性がなく、理解不能な興奮状態にあった」と指摘。事件当時は心神喪失の状態だったと判断した。
東京高検の山上秀明次席検事は「判決内容を十分に精査、検討し、適切に対処したい」とのコメントを出した。
(2019/8/29産経新聞)
「事件当日は統合失調症の症状が悪化した状態にあった」として逆転無罪判決を出し物議を醸した過去があります。
日本の裁判官は狭い世界で生きてきた人がほとんどでしょう。そのため見識に疑問を感じてしまうトンデモ判決がしばしば問題視されます。
私が原発を止める!と最初から運転差し止めの結論ありきで動いた樋口英明裁判官、大声で演説活動を妨害していた連中を表現の自由だとした広瀬孝、大竹優子裁判官。
司法の独立性を担保するのは結構ですが、性善説だけに基づいて本人の資質に依存しすぎる現状の制度に問題を感じます。