■『柿の種』誕生の経緯に驚き…

同商品の歴史について、亀田製菓の担当者は「1966年(昭和41年)、当社で初めて『ピーナッツ入り柿の種』が発売されました」と、振り返る。

柿の種:ピーナッツの比率、3割弱が勘違いしていたと判明 実は「6:4」は誤りで…
(画像=『Sirabee』より引用)

「柿の種」に「ピーナッツ」を入れた経緯は諸説あるが、創業当時の直売所で店番をしていた創業者の妻が、量り売りをしていた瓶詰の「柿の種」と「ピーナッツ」を混ぜてみたところ、とても美味しかったため、後の発売に繋がったと言われているそうだ。

その比率について、担当者は「発売当時は柿の種とピーナッツの割合は、7:3でした。その後、5:5を経て6:4の時代が長く続いていました」と、説明する。

長らく「6:4」の比率が固定となった同商品に転機が訪れたのは、2019年のこと。

柿の種:ピーナッツの比率、3割弱が勘違いしていたと判明 実は「6:4」は誤りで…
(画像=『Sirabee』より引用)

亀田製菓 担当者は「同年10〜11月にかけて、『亀田の柿の種』のベスト比率を『投票』形式でお客様に問う『私、亀田を変えたいの。キャンペーン「当たり前を疑え!国民投票」』を実施したところ、有効投票数25 万5,903 票、各年代・性別ともに『柿の種7:ピーナッツ3』の重量比が最多得票数を得たことから、本格的に比率変更の検討を開始し、2020 年3 月に新比率へのリニューアルを決定いたしました」と、当時の様子を振り返る。

そして2020 年5 月、満を持して「7:3 黄金バランス」の『亀田の柿の種』が、新たに誕生したのだ。さて、こちらに対するユーザーの意見はと言うと…。