この後もアタリが出るのは、ホタルイカばかり。オキアミは、頭だけ取られることはあれども食い込んでくれません。置き竿にはオキアミをセットして、手持ちはホタルイカで攻めます。オモリでボトムをトントンして煙をだし、そこにさしエサを置くイメージで待っているとガツン。強烈に引いて楽しませてくれたのは、45cmの大型シロアマダイ。

那智勝浦沖で美味魚乱舞!【和歌山・良丸】50cm超えシロアマダイに40cm級イサキなどシロアマダイ浮上(提供:TSURINEWSライター田中こうじ)

アタリは少ないのですが、針に掛かってくるのはシロアマもイトヨリも良型ぞろい。イトヨリは、いつまでもガツガツと引き続けるので上げて来る途中でイトヨリや~となりますが、これが良型で40cm級でした。シロアマダイ3匹とイトヨリ2匹を仕留めて、正午過ぎに納竿。

置き竿で50cm超えシロアマダイ

置き竿の事なんて忘れていましたが、最後にドラマが……。手持ちの仕掛けを回収し終えて見ると、この日、さしエサが取られることが無かった置き竿にアタリが……。電動スイッチオンで見ているとガンガンにロッドが絞り込まれる。青物でも食ったのかと思っていましたが、浮いてきた魚を見てビックリ……。優に50cm超のシロアマダイがゆらっと現れました。

大騒ぎでタモに収めてキャッチしたけど、気持ちは微妙……。なんでオキアミに食ってきたんでしょうか。オキアミで唯一釣れた魚が50cm超で、それが置き竿釣法とは……、次回は手持ちロッドに来て欲しいものです。

さて、大アジは5月末まで、イサキは6月末までが狙いめです。水温が上がれば、ウメイロに尾長グレも釣れ出す事でしょう。オキアミ五目は最盛期となります。リレー便も楽しいですよ。

<田中こうじ/TSURINEWSライター>