高級店は価格に対する需要変動が小さく、外国人がいなくても価格引き上げが比較的しやすいと言えます。既に多くのお店の飲食代が上昇しており、価格のレンジが変わってしまいました。次は低価格のファストフード店の番です。

外国人観光客が牛丼チェーンやラーメンチェーン、回転寿司といったファストフードに普通に行くようになれば、価格上昇による高価格に抵抗の無い客層が増えていくことになり、日本の外食価格が海外に近づいていくことになるでしょう。

牛丼1000円、ラーメン2000円が当たり前の時代は、すぐそこまで来ているのです。

編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2025年3月14日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。