NHK党の党首立花孝志氏が暴漢に襲われ、1ヶ月の重傷を負った。
YouTubeのライブを観ていた私も、小学生のランドセルに付いてるような警報器のけたたましい音をきっかけに騒然とする現場の様子を観ていた。
ローンウルフと思われる犯人は、取り押さえられても、諦めのような表情で立ちすくむだけだった。
彼は正に「無敵の人」そのもので、彼の背後関係や家族関係も全く不明なままだったが、彼が青白い顔で諦めにも似た表情で立ちすくむ姿は、彼自身の人生を表していたと思う。
選挙運動中の暴力事件は、民主主義を冒涜する行為であり、許されざることだ。
私は犯人の人生に寄り添うとか、その情状を酌量しようなどと言いたいのではない。
犯人が事件後の人生を先読みすることなく、歪んだ正義感を斧に持ち替えた心情を慮るなどと書きたいのではない。むしろ、彼を生み出した背後を、我々、現在進行形で見つめる人たちが、邪推したり想像したりすることは無駄ではないとおもう、ただそれだけだ。
彼は、地上波や一部のSNSで実しやかに言われている、兵庫県議の自殺は立花孝志氏が追い込んだからだ、という情報を鵜呑みにしたと言うことらしい。しかも、明確な殺意も自供している。