地球の内部には、我々の知らない文明が存在しているかもしれない――。そんな奇想天外な説が、長い歴史の中で語り継がれてきた。「アガルタ」と呼ばれる謎の王国や、「空洞地球説」といった伝承は、単なる空想なのか、それとも何らかの真実を含んでいるのか。
近代においても、この説を裏付けるような報告が存在する。特に、1947年にアメリカ海軍のバード少将が北極圏で体験したとされる「未知の大陸」の話は、多くの研究者や陰謀論者の関心を引き続けている。
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バード少将が見た「極地の向こう側」
1947年2月、アメリカ海軍のリチャード・E・バード少将は、約2750kmに及ぶ北極飛行を敢行した。この際、彼は「極地の先には謎に包まれた大地が広がっている」と発言し、さらに「そこには雪ではなく、山々や森林、湖や川、さらにはマンモスのような動物がいる」とラジオ通信で報告したとされる。
また、彼は死の直前に「北極の先にある大地は、天空に浮かぶ魔法の大陸であり、地球における永遠の謎だ」と語ったともいわれている。これが伝説の「虹の都市(Rainbow City)」ではないかと推測する声もある。
この証言が事実であれば、地球の極地には未知の空間が存在する可能性がある。果たしてバード少将は何を見たのだろうか?