パフェの威力がすごすぎる
そんなこんなで誰もが身近に感じるアイスカフェ。筆者がもっとも魅かれたのは、タイトルに表したように、子どもの頃に食べたかったパフェがあること。十数年前ドイツに来たばかりの頃、初めて入ったアイスカフェで、モリモリに盛られた大きなパフェにいろんなフルーツやワッフルが刺さっているのを見て、衝撃を受けました。
漫画に出てくるようなイメージ通りのパフェ!食べきれるかなという不安より先に、思わず笑ってしまいました。


初回こそ勢いに任せて大きなパフェを堪能しましたが、最近は、身の丈にあった(!?)食べきれるサイズのパフェをチョイスしています。最近食べたヒットは、イチゴパフェ。バニラとイチゴのアイスに生クリームが盛られ、イチゴとワッフルがトッピング。真っ赤なイチゴソースが味と見た目のポイントに。生クリームとアイスがくっついた部分がシャクっと独特の食感になるのがクセになる!
また、メニューにないところもありますが、好きなアイスのフレーバーを選んで、Milchshake(ミルクセーキ)を作ってもらうこともできます。



アイスなのにスパゲティ?
そしてドイツのアイスカフェで忘れてはいけないのが、スパゲティアイス。しょっぱいのか甘いのか?味の見当もつかないこのシロモノ、正解はというと、スパゲティに見立てたアイスです!これは、1969年、フランクフルトにほど近いマンハイムのアイスカフェ「Eis Fontanella(アイス フォンタネッラ)」で考案されたもの。あっという間にドイツ中に広まり、アイスカフェの看板メニューに躍り出たのです。

作り方は、まず、ぜいたくにバニラアイス3スクープを専用のプレス機に投入。生クリームの上に、ギュッと押すと麺状になったバニラアイスが絞り出されます。そこへイチゴソースをかけ、パルメザンチーズならぬホワイトチョコをまぶして、ワッフルを飾ったら完成。お店によってホワイトチョコではなくココナッツだったり、配分、飾りなどは異なりますが、基本は一緒です。



