改札を出るとこの広ーーーーーいスペース。左手にエレベーターがありますがその大きさからこのスペースの広さがわかると思います。とにかく広いんですが、ここも万博の来場客が多数押し寄せても対応できるように設計されたスペースです。

出口はこの1箇所だけなのでその分広いスペースが設けられています。改札右手は階段とエスカレーターが設置されています。

再び改札の中に戻って来ました。改札内もかなり広いスペース。そんな中でトイレは一番奥でやや遠いので注意が必要です。

トイレの空室状況が一目でわかるモニターも設置されています。大阪駅のうめきたホームにも同様のモニターが設置されていますが、これからの大きな駅のスタンダードとなっていきそうです。よく見てみると、男性、女性のほかに「オールジェンダー」というスペースがあります。

そう、ここは老若男女問わず誰でもが使うことができるトイレ。万博という国際イベントが行われるのに合わせて大阪メトロ初のジェンダーフリーのトイレが設置されました。完全個室でだれでも利用することが可能なトイレです。スウェーデンではジェンダーフリーのトイレが当たり前であるほか、欧米ではこのタイプのトイレが増加しています。日本でもこのタイプのトイレが増えていくのか、今後の動向が注目されます。

このほかにも授乳など乳児のケアができる部屋が設けられていたり、

感覚過敏な性格でパニックを起こしやすい方の心が鎮められるよう、カームダウンスペースが設けられるなど、万人に優しい駅づくりが行われています。カームダウンスペースは空港ではたまにみかけますが、駅に設けられるのは珍しいですね。

夢洲駅の見学を終えて帰路につきますが、この夢洲駅見学の間、1匹もみなかったものがありました。

こいつ。

大阪・関西万博のイメージキャラクター「ミャクミャク」です。東海道・山陽新幹線などではこれでもかとみるのに、夢洲駅では全く見ませんでした。存在感がなさすぎですがいいんでしょうか。まぁ、かなりインパクトあるので少しでも彼がいるとミャクミャクに目が行ってしまうんですが。