出張で大阪に来ました。会社の経費で大阪に来られるのは半年に一回。大阪での会議は午後からなのですが、これはチャンスと午前中早めに大阪入りして一度見てみたかった駅に立ち寄ることにしました。

それは大阪メトロ・中央線の夢洲駅。従来の終点だったコスモスクエア駅から夢洲駅までが延長され、2025年1月19日より営業運転が開始されました。同駅はこの4月13日から開催される大阪・関西万博の最寄り駅となります。

駅を出ると目の前に大阪・関西万博の入り口があります。夢洲駅とほぼ直結しておりアクセスはとてもいいです。

万博会場自体はまだ工事の真っ最中でした。駅から会場の様子がすべて見えるわけではないですが、万博の開始を2ヶ月後に控えながらこの状態で本当に工事が完了するのか心配になってしまいます。向こうには野党から税金の無駄遣いだとか何やら言われている噂の木製のリングが見えています。

まぁ、最後は日本の国の威信をかけて完成させるのでしょう。私は粛々とアクセス駅である夢洲駅の紹介をすることにします。駅名標は中央線のラインカラーである緑の帯が壁一面に走っていてなかなかスタイリッシュなデザインです。

大阪万博に合わせ、中央線では新型車両Osaka Merto400系電車の運行が開始されました。その姿はまるで宇宙船のよう。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする大阪・関西万博にふさわしい近未来を走る列車を意識したデザインとなっています。

中央線夢洲延伸時の工事の様子もビジョンに流れていました。

万博の来場客が多く来ることを意識して、ホームから改札までのスペースはかなり広く取られています。右手には巨大なパネルが用意されていて様々な動画を映し出すことができるようになっています。駅自体も時代の先端を行く近未来のデザインです。

万博に合わせ、大阪メトロではQRコードで改札を通れるキャッシュレス化を進めており、昨年全駅で対応を完了しました。さらに海外からの来場客もスムーズに改札を通れるようにクレジットカードで改札を通れるような対応も行われています。