4Gに加え、特に都市部では、5Gが大きく普及し始めたことで、「モバイル通信のみで自宅のネット環境は十分ではないか」「新規に光回線などを契約する必要はないのではないか」と、Wi-Fi無しでもやっていけると考え始めている方も多いのでは?

【Wi-Fi無しでネット】スマホだけで自宅のネット環境は十分?使うべき通信プランの例
(画像=5Gとは、「高速大容量通信」「多数同時接続」「超低遅延通信」が特徴の第5世代移動通信システムのこと。特に通信速度は、4Gと比較して20倍になったと言われており、遅延も10分の1と小さくなっています、『オトナライフ』より 引用)

そこで今回は「スマホだけで自宅のネット環境は十分に整うか」について、スマホでのテザリングはもちろん、応用編としてホームルーターに格安SIMを差して使う方法なども解説します。

スマホだけで自宅のネット環境は構築可能?

結論から言えば、自宅が5G対応エリアかつスマホが5G対応の場合は「スマホだけ」でもネット環境として十分と言えます。ある程度十分でしょう。

一方で4Gのみの対応エリアの場合、ネット環境としては不安が残ります。「大容量・高速・低遅延」な5Gと比較し、4Gはやはり劣る部分も多いため「4Gしか使えない」のは様々な場面でストレスになるでしょう。

【Wi-Fi無しでネット】スマホだけで自宅のネット環境は十分?使うべき通信プランの例
(画像=テザリングは、スマホが基地局の電波を拾って他の端末をインターネット接続させる機能です。基地局の回線をケーブルを使わずにインターット接続させるWi-Fiと同じような使い方ができます,『オトナライフ』より 引用)

利用する基地局が同じなため、テザリングで5G回線を利用する場合も、通信速度は基本的に向上します。 環境によっては下り速度で最大100Mbps以上の高速通信も可能なため、テザリングの通信速度を速めたい場合は5G回線の活用がおすすめです。

Wi-Fiなしの場合はモバイル通信でのテザリングがほぼ前提
Wi-Fiなしの場合、基本的にはモバイル通信でのテザリングがほぼ前提となります。以下は、iPhoneでテザリングする場合の手順です。

【Wi-Fi無しでネット】スマホだけで自宅のネット環境は十分?使うべき通信プランの例
(画像=【1】①「設定」をタップします。【2】「モバイル通信」をタップして次に進みます,『オトナライフ』より 引用)
【Wi-Fi無しでネット】スマホだけで自宅のネット環境は十分?使うべき通信プランの例
(画像=【3】③「インターネット共有」をタップします。【4】「ほかの人の接続を許可」が緑色になるようにオンにします。これで準備完了です。あとは、Wi-FiやBluetoothを利用してほかの機器とインターネット接続させればOKです,『オトナライフ』より 引用)

ただし、テザリングは非常に電池の消費が激しいのが欠点。スマホのテザリングを固定回線の代わりに使いたいなら「私用スマホ」とは別に「テザリング専用機」が必要になる可能性が高いです。私用スマホを固定回線代わりに使うと、端末の寿命を縮めてしまうため注意しましょう。

Wi-Fiなしの通信のデメリット

自宅にWi-Fiなしでもスマホさえあればネットはできますが、デメリットが多いのは事実。

「テザリング専用スマホ」がほぼ必須となる
先述したように、スマホを固定回線代わりにすると電池の消耗が激しくなるため、テザリング専用スマホがほぼ必須となります。テザリング機能をたまにしかつかわないのであれば、この限りではありません。

「データ使い放題」プランが必須
モバイル通信を固定回線代わりに使う場合、やはりNetflixやU-NEXTといったVODサービスの利用や音楽配信、また「仕事でのネット利用」などの用途を考えている人は多いでしょう。これらは通信容量が大きいため、実質的に「データ使い放題」はほぼ必須です。

スマホ購入時にモバイル通信を固定回線代わりに使うことが決まっているなら、高速通信が可能なデータ使い放題を選びましょう。ただ、高速通信が可能なデータ使い放題が利用できるプランは少ないため、キャリア選びの幅は狭まります。

端末のバックアップやアップデートがしにくい
端末のバックアップやアップデートがしにくいのもネックです。

【Wi-Fi無しでネット】スマホだけで自宅のネット環境は十分?使うべき通信プランの例
(画像=iPhone 12以降の5G対応モデル(iOS15以上)では、モバイル通信でもiCloudバックアップが可能に。しかし、モバイル通信量の使用料に限りがあるプランを契約している場合、モバイル通信でバックアップを作成するとあっという間に通信量を使い切ってしまう可能性があります,『オトナライフ』より 引用)

とはいえ、4G通信でiCloudバックアップを作成するとかなり「低速」であることも否めません。どうしてもモバイル通信でバックアップしたいなら、やはり5Gかつ大容量プランで行うことをおすすめします。

大容量のアプリのダウンロードがしにくい
5Gが「高速大容量通信」に対応しているとはいえ、テザリングで利用すると大容量アプリのダウンロードはやはりしづらくなります。

【その他】4Gと5Gが切り替わる際にパケ止まりが発生しやすい

【Wi-Fi無しでネット】スマホだけで自宅のネット環境は十分?使うべき通信プランの例
(画像=「パケ止まり」とは、5Gマークが表示されているにも関わらず通信できない状態のことです。理由は、5G基地局がまだ不足しているため。そのため「5Gにつながったら逆に通信できなくなった」ということも起こり得ます,『オトナライフ』より 引用)

たとえば楽天モバイルやahamo(アハモ)でも5Gは利用可能ですが、2023年現在はまだまだ5Gは「拡張期」。そのため基地局不足などによって、5Gに切り替わる際に電波が悪くなり「パケ止まり」が発生します。