アメリカ・モンタナ州の警察組織が敷地内でガス訓練を行ったところ、隣接する小学校で異臭騒ぎになり、目や鼻の痛みを訴えた子供たちが医師の治療を受けた。警察は学校への連絡を忘れていたという。

■催涙ガスを使った訓練

10月、モンタナ州で主に高速道路の交通安全を監督する警察組織であるハイウェイパトロール(MHP)が、暴動鎮圧のための演習として催涙ガスを使用した訓練を行っていた。

しかし、ガス訓練を行うことをあらかじめ近隣のボルダー小学校に伝え忘れていた。そのため、昼休みに校庭で遊んでいた3年生と4年生の生徒の一部が、目や鼻の痛みに苦しんだという。