65歳で貯蓄1000万円の人はどれくらい?
60歳代で貯蓄を1000万円蓄えられている人はどれほどいるのか、確認してみましょう。
2人以上の世帯
金融広報中央委員会が調査した「家計の金融行動に関する世論調査」によると、60歳代で1000万円の貯蓄がある割合は、8.6%でした。
1000万円以上の資産がある割合は、以下の通りです。

- 1000~1500万円未満:8.6%
- 1500~2000万円未満:5.7%
- 2000~3000万円未満:8.8%
- 3000万円以上:20.3%
およそ10世帯に4世帯が、1000万円以上の資産がある世帯といえます。
ちなみに、60歳代における貯蓄額の平均額は1819万円で、中央値は700万円でした。
老後資産を保有する層と、十分に確保できていない層に分かれているといえるでしょう。
単身世帯
単身世帯でみると、60歳代で1000万円の貯蓄がある割合は、6.6%でした。
1000万円以上の資産がある割合は、以下の通りです。

- 1000~1500万円未満:6.6%
- 1500~2000万円未満:3.6%
- 2000~3000万円未満:6.8%
- 3000万円以上:16.9%
およそ3世帯に1世帯が、1000万円以上の資産がある世帯といえます。
また、平均貯蓄額は1388万円で、中央値は300万円でした。
2人以上の世帯と同じく、老後資産を保有している層と、十分に確保できていない層に分かれているといえるでしょう。
貯蓄1000万円だと、シルバー人材センターでいくら稼ぐ必要がある?
65歳の高齢者が、貯蓄1000万円を85歳まで取り崩す場合、毎月の取り崩し額は約4万円となります。
ここで、公的年金がいくら受け取れるのか確認しましょう。
2023年度の公的年金額は、国民年金で月額6万6250円、平均的な収入※で40年間就業した場合に受け取る厚生年金(国民年金を含む)では22万4482円です。
※平均標準報酬(賞与含む月額換算)43万9000円で計算されたもの
公益財団法人生命保険文化センターの調査によれば、老後の最適な日常生活費は23万2000円が必要とされています。
ゆとりある老後生活費は37万9000円でした。
夫婦どちらも老齢基礎年金のみ支給される場合、13万2500円が公的年金として支払われます。
貯蓄1000万円を切り崩した場合の4万円と合わせると、17万2500円です。
そのため、最低限の生活費としては約6万円が不足します。
シルバー人材センターで働く場合は、週20時間で月に10日は働かないと、不足額は確保できないでしょう。
厚生年金を受給する場合、シルバー人材センターでゆとりある生活資金を確保するために働いてみるのも良いでしょう。