そのため、オスが自らの体を栄養源として差し出した方が、メスの繁殖成功率も高まると考えられます。

カマキリやクモのオスにはそれを知っているかのように、大人しくメスに食べられる個体が多いのです。

ヒョウモンダコのオスはなぜメスに毒を盛ってまで生き延びようとするのか?

その謎を解明するには今後のさらなる調査が必要です。

もしかしたらヒョウモンダコのオスには、寿命が尽きる前にやるべき大切なことがあるのかもしれません。

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参考文献

Male octopus poisons its mate to avoid becoming post-sex snack
https://www.popsci.com/science/blue-lined-octopus-sex/

Toxic Love: Male Blue-lined Octopuses Use Venom To Stop Sexual Partners Eating Them
https://www.iflscience.com/male-blue-lined-octopuses-use-venom-to-stop-sexual-partners-eating-them-78358

元論文

Blue-lined octopus Hapalochlaena fasciata males envenomate females to facilitate copulation
https://doi.org/10.1016/j.cub.2025.01.027

ライター

千野 真吾: 生物学出身のWebライター。普段は読書をするのが趣味で、休みの日には野鳥や動物の写真を撮っています。

編集者

ナゾロジー 編集部