今は株価に盛り込まれた過剰な期待値が剥がれているところです。過剰な期待値とバブルは違います。バブルは無節操で狂乱を伴いますが、過剰な期待値とは一種のGoodwillであって、あると信ずるに十分たる価値であったものが剥がれ落ちているというのが私なりの説明です。今はそれが剥がれていく過程ですので堅実な企業の株価はさほど崩れにくいとも言えそうです。

では今日はこのぐらいで。

編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2025年3月12日の記事より転載させていただきました。