■平成世代の胸に「刺さる」ワケ

(画像=『Sirabee』より引用)
同商品について、オフハウスの担当者は「『PowerMacG4』の時にこのディスプレイが主流だったかどうかあまり記憶にありませんが、PowerMacG5の時には液晶ディスプレイになっていたと思います」とも振り返っている。
その歴史については「『iMAC G4』も液晶ディスプレイという点を考えると、おそらく2000年代序盤までよく使われていたものだったと思います」と語っていた。

(画像=『Sirabee』より引用)
それだけに買取りの持ち込みも非常に珍しいようで、「お客様よりお持ち込みがあったと記憶しているのは、ここ10年間ではこの個体のみです。15年くらいまでまではそれなりに見かけたように記憶しております。」「最近は液晶が主流になっておりますので、CRTディスプレイの取り扱いを制限しておりましたが、まさかの良い状態の物が入荷したため、例外的に買取りさせて頂きました。状態を考慮すればかなり珍しい物です」と、そのレア度について説明している。
ちなみに当時、学生だったという担当者はiMacユーザーではなかったのだが、「WindowsPCよりもスタイリッシュで、デザインが良い」という印象を抱いていたそう。

(画像=『Sirabee』より引用)
「今の仕事をするようになってからも、Macはたまにお持ち込み頂く程度の距離感で、Windowsとの操作の違いに苦労しています」と、Windowsユーザーならではの「あるある」を口にしていた。
オフハウス、およびハードオフ店頭を散策すれば、思いがけず「平成」との再会が果たせるかもしれない。