・ 大津波を2つに分断して鎮める神社!?

スサノオを祀る神社は被災を免れていたことが判明!神社と津波にまつわる禁断のミステリーとは
(画像=浪分神社拝殿(仙台市若林区) 画像は「Wikipedia」より引用,『TOCANA』より 引用)

 仙台市若林区にある浪分(なみわけ)神社がその一つだ。海岸からの直線距離は5.5km、海抜約5mに位置する。3.11の発生時、この神社は津波による被災を免れた。

 現在の鎮座地は、慶長16年(1611)に発生した慶長三陸地震の大津波が到達した際、津波が2つに分かれて水が引いた場所だと伝えられている。また、創建後に浪分神社を大津波が襲うと、海神が白馬に乗って降臨し、それを南北2つに分断して鎮めたという。このような伝承によって、祭神は「浪分大明神」とも呼ばれるようになった。

 しかし、その言い伝えはいつしか忘れ去られ、地元の人々も「神社より海側に住むな」といった話は聞いたことがなかったという。たとえ伝承は途絶えても、そこが大津波の発生時に安全な場所であることを神社の名前が如実に物語っている例といえるだろう。