本命ブリ登場
だが時合いはまだまだ継続。潮上りして再開すると、またもや伊藤さんのサオが絞り込まれた。今度もデカそうだ。同時に右舷の杉澤さんもヒット。もうお祭り騒ぎだ。
先に伊藤さんが浮かせてくると、今度も立派なブリ。これは誠司船長がきっちりタモでランディング。一方の杉澤さんは中層で無念のフックアウトとなってしまった。

60cm超マダイ浮上
その後の流しでもヒットはするものの、バラシが目立つ。杉澤さんは連続バラシでがっくり。柘植さんもバラシの後は苦戦している。
魚は食い気満々なのに、なかなか船に上がらないので船長もさぞもどかしい思いだっただろう。そんななか、伊藤さんが2匹目のブリをキャッチ。

バラシに悩んでいた杉澤さんは60cmオーバーのマダイを手にし、米川さんはサワラもキャッチ。

ジグ強奪犯サワラ確保
私はというと……フォール中の嫌な感触とともに、大事なTGベイトをサワラに持っていかれること2回。それでも予備のTGベイトで、ジグ強奪犯を逮捕しておいた。

良型ヒラメ手中で全員安打
9時を回ると時合いが終わったのか、ピタリとアタリが止まる。ここまで全員キャッチかと思いきや、カヤの外だったのが市岡さんと柘植さん。市岡さんはバイトもなかったらしい。時合いでもパターンにハメないと、かなり苦戦するようだ。
それでも2人とも黙々とシャクり続け、少しダレた雰囲気のなかでついに待望のヒット。周りの声援を受けながら、市岡さんはブリを、柘植さんは良型ヒラメを手にし、これで全員ボウズなし。