
一部のクラブを除き第5節までの日程を終了した2025シーズンの明治安田J1リーグ。湘南ベルマーレやサンフレッチェ広島のように開幕から未だに無敗を続けるチームがある一方、昨季王者ヴィッセル神戸を筆頭に未勝利で苦しむチームも複数あり、すでに明暗の分かれる序盤戦となっている。
この冬も、前年までと同様大いに盛り上がった移籍の話題。その中心となった浦和レッズは第5節にしてようやく今季初勝利を挙げるなど苦しいスタートとなっており、補強による戦力アップの効果が現時点では少なく見えるクラブも複数ある。そんな中でも今冬加わった選手たちの活躍によって上々の滑り出しとなったチームもある。
ここでは、今冬の新加入選手が早くもチームの主軸として活躍しているクラブについて、昨年の順位から今季ここまでの躍進ぶりも考慮しランキング形式で上位3つを紹介する。

3位:サンフレッチェ広島
主な新加入選手
- MF田中聡
- FW中村草太
- FWジャーメイン良
- MF菅大輝
昨季は惜しくも首位神戸と勝ち点4差の2位でフィニッシュとなったサンフレッチェ広島。直近3シーズンはいずれも3位以内と好成績を続けているチームが今季目指すのはもちろん「優勝」の二文字のみ。そんな目標を達成すべく、今冬はピンポイントに即戦力を補強していた。
少数精鋭と言える新戦力たちの中でも、ここまでひときわ存在感を放っているのは湘南ベルマーレから加入したMF田中聡。昨年パリ五輪の本大会メンバー入りは果たせなかったものの成長ぶりは凄まじく、今季新天地でもその伸びは留まるところを知らない。フィールドのいたるところに顔を出しボール奪取から決定機演出、強烈なシュートなどどこに居ても輝ける能力を持つ。また、注目の大卒ルーキーFW中村草太の活躍ぶりも忘れてはならない。先発したのは1試合のみだが、開幕から4試合すべてに出場し現時点でチームトップの2ゴールをマーク。新たな得点源として名乗りを挙げている。