試合後、岩田は「自分たちが思うようにゲームは動かせたものの、最後に点を決めるクオリティという点では後半まで得点できなかったのは課題だと思います。クロスのこぼれ球を拾ってシュートやクロスを意識して欲しいと言われていたので、良いポジションにいられてよかったです」と、PKを獲得した場面について振り返った。

 首位のバーミンガムに対して引いて守るチームが多い中、「相手がプレッシャーにきてもボールを動かしてビルドアップできる自信はあります。相手が引いた中でクロスを入れたり、ミドルシュートを打つなどが僕らの強みですので、今日みたいに1-0となったゲームも3-0、4-0としていくことができるのかなと思います。ゴールまでの形は日頃の練習でトレーニングしているので、相手がどんなフォーメーションだとしてもそれに応じた崩し方を持つようにしています」と、攻撃戦術の多さを明かした。

 その上で、「ここまで(今2024/25シーズンから就任したクリス・デイビス)監督のやりたいサッカーを体現できていると思いますし、もっと求められている。簡単にボールは蹴らないですし、プレミアを目指す上でこれくらいのレベルのサッカーは当たり前にやっていかないといけない。(2部の)チャンピオンシップも簡単じゃないと思いますし」と、プレミアリーグ昇格に向けてすでに岩田は目を向けている。