黒いブツブツがあるほどいいカニ・・・とは言い切れない

(画像=『FUNDO』より引用)
カニは「カニビル」がいるほど新鮮とされています。
しかし、実際にそうとは言えないのが現状です。
成長過程をあらわしているとも言い切れない
「カニビル」はカニの甲羅に付着して成長します。
そのため、カニビルの卵が多いほどカニ自体も長く生きていることの証明になるとされています。
事実、これらが多いものを基準にカニを選ぶ人もいます。
しかし、必ずしも成長過程を表しているとは言えません。
なぜならカニなどの甲殻類は脱皮するためです。
成長過程で脱皮したカニは「カニビル」ごと甲羅が落ちます。
そのため、長らく生きているカニであっても「カニビル」が付着していない個体もいるのです。
だからこそ「カニビル」が大量にくっついているからと言って、良いカニとは言い切れないわけです。