「サッカー界すべてが町田に感謝しないといけない。批判あるじゃないですか?あれ全部負け惜しみなんですよ。自分が応援している、サポートしているクラブが負けた腹いせに、あいつらのサッカーはダメだと言っている。文化的にも出る杭を叩くという文化が着実に存在している。どの国にいっても」

 「数年前まで環境は、本当にアマチュアなんですよ。練習場も人工芝。クラブハウスもない。それだけ劣悪な環境でやってきたなかで、スポンサーがしっかりしたところが付いて、今みたいな成功街道を描いたことに対して受け入れられていない人がいるからこういう言葉が出てくる」

 「サッカーを知らない人が『激しすぎるだろう、ロングスロー?』といったことを言う。海外のサッカーを見たら、むしろ優しくて。これは選手の本音で、引退したから言えるけど、ノーファウルでルール内であれば、相手を壊すことも考える。どんな汚いことをしても勝つのはプロだし、勝たなきゃいけない」

 この「ノーファウルでルール内であれば、相手を壊すことも考える」という発言は、番組配信から数日後にネット上で話題に。「『ノーファールでルール内であれば、相手を壊すことも考える』というのが嫌ですね」など、否定的な意見が湧き起っていた。

 2025シーズン開幕直後から、ファウルの判定基準変更による負傷者増加のリスクが懸念されているだけに、ネット上では早くも「某元選手が『ノーファールなら相手を壊すことを考える』と発言して大炎上したが、確実にその方向に進んでしまっている」「鄭大世のような考えを持ってる選手いれば、怪我人増えそう」「某町田OBが『ノーファウルでルール内なら、相手壊すことも考える』といってたけど、ファウルとらなくなったらマジでそうなりそう」という声が。今後、ファウルの判定基準とセットで鄭大世氏の一部発言を巡り、再び議論が白熱する可能性も考えられる。