そして参加者たちのインスリンの働きの変化を記録しました。
また、食事内容の記録、血糖値、肝臓脂肪の変化などを評価することで、食事と代謝の変化についても調査しました。
加えて、認知テストも実施し、脳のインスリン応答や報酬系の活動がどのように変化するか詳しく分析しました。
たった5日間の食べ過ぎが、脳を変化させる
研究の結果、参加者の体重はほとんど変わっていませんでした。
しかし、被験者全員で、肝臓の脂肪含有量が1.5%から2.5%に跳ね上がっていました。
また最も大きな影響があったのは、脳のインスリンに対する反応でした。
短期間ジャンクフードを摂取した人たちは、脳のインスリン応答が乱れ、反応が鈍くなっていたのです。

これはたった数日で脳内のインスリン抵抗性が生じていたことを示しています。
また高カロリーな食事を5日間続けたことで、脳の報酬系が混乱することも分かりました。
これにより、大量に摂取したはずのジャンクフードを「もっと食べたい」と感じるようになります。
つまり、「高カロリーな食事を摂取する」→「もっと食べたくなる」→「高カロリーな食事を摂取する」という悪循環が生じるのです。
さらに、通常の食生活に戻した後も、脳のインスリン感受性は完全には回復しませんでした。
これはたった5日間であっても、高カロリーな食事を続けることが、長期的な影響を及ぼす可能性を示唆しています。
私たちの脳は、食べたものに敏感に反応します。
「たった5日間だから大丈夫」と思っていても、その悪影響は長く続くかもしれません。
たまに食べ過ぎることはあったとしても、それを何日も続いてしまうことには注意すべきです。
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参考文献
Just Five Days of Junk Food Can Throw Off Your Brain’s Metabolism
https://www.zmescience.com/science/news-science/junk-food-brain-metabolism/