しばらくしたころ、船長が良い反応が映っているとアナウンス。気合を入れてシャクる。速巻きやワンピッチ、スローなど試していると、ボトム付近でフォールが止まった。バッチリアワセが決まり、なかなかの重量感が伝わる。重量感と強い引きを楽しませてくれながら上がってきたのはナイスなブリだ。8kg近いサイズで大満足。

その後も船内でもポツポツとブリが上がりタイムアップ。結果は2匹。掛かれば良型でワクワクのジギングを楽しめた。この日のベイトはカタクチイワシで、ショート系のジグやタングステンのジグでよく釣れていたようだ。

レンジもボトム付近から20m以上上までと広かったので、船長のアナウンスや周りの釣れた情報を聞きながら狙っていくといいだろう。まだまだ脂の乗ったブリが狙える鳥羽沖のジギング、ぜひ挑戦してほしい。
<週刊つりニュース中部版APC・丸山敬太/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年2月21日号に掲載された記事を再編集したものになります。