・9.11同時多発テロや銃乱射事件などの増加

・戦争や紛争の報道が日常化

・殺人事件の報道が増え、視聴者がそれに慣れた

これにより、映画の中で暴力的なセリフがより多く使われるようになったと考えられます。

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3. 映画市場の競争激化による「過激な表現」の増加

ストリーミングサービスの普及により、映画業界は熾烈な競争状態にあります。

視聴者の関心を引くために、より刺激的でインパクトのある表現が求められ、その結果、暴力的なセリフの使用が増えている可能性があります。

4. 他のメディア(ゲーム・ドラマ・アニメ)の影響

ゲームやテレビドラマ、アニメなどでも暴力的な表現が増えており、映画もその影響を受けています。

・「Grand Theft Auto」や「Call of Duty」などの暴力的ゲームの流行

・Netflixのダークな犯罪ドラマの人気

・デスゲーム系やバトルロイヤル系アニメの増加

これにより、映画のセリフにもより暴力的な表現が取り入れられるようになったと考えられます。

5. 観客の感覚の変化(鈍感化)

視聴者は、暴力的な映像や言葉に繰り返し触れることで、それに慣れてしまう傾向があります。

要するに、観客が過激なセリフに慣れて、反応が鈍くなるため、映画の制作者もより刺激的な表現を求められるようになった結果、暴力的なセリフがさらに増加したと考えられます。

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また他方で、映画における暴力的な言葉の増加が、実際に視聴者の行動や社会にネガティブな影響を与える可能性が危惧されていますが、これに関しては明確な答えが出ていません。

しかし過去の研究では、暴力的なメディアを頻繁に視聴することが、攻撃的な思考や行動の増加、現実世界の暴力への鈍感化、被害者への共感の減少につながることが指摘されているため、今後の調査が必要でしょう。

さらにチームは映画だけでなく、テレビドラマやビデオゲーム、SNSなど他のメディアにおける暴力的な言葉の増加についても調査する予定です。