2024年の阪急神戸線のダイヤ改正で、これまでの運行サイクルが大きく変更されました。通勤特急や準急の運行パターンが変わり、塚口駅を通過する「快速」が登場するなど、混雑状況にも影響が出ているようです。
今回は、このダイヤ改正による混雑の変化と、少しでも快適に通勤・通学するためのコツを、かがやき@にしつーサポーターが案内します!
ダイヤ改正で何が変わった?
以前の運行サイクル↓
通勤特急 → 通勤急行 → 普通 → 特急 → 準急 → 普通
新しい運行サイクル↓
通勤特急 → 普通 → 快速 → 通勤特急 → 普通 → 準急

この変更により、「快速」が導入されましたが、塚口駅を通過するため、利用者の動きが大きく変わりました。これは、阪神電車や他の大手私鉄でも採用されている「千鳥停車(※)」の考え方に近く、混雑の分散を狙ったものです。
※千鳥停車…近くの駅で異なる列車が停車することで、混雑を分散させる仕組み。。
快速・準急の混雑が激化
ダイヤ改正後、特に快速と準急の混雑が激しくなっているという声が多く聞かれます。その理由としては、以下のポイントが挙げられます。
①武庫之荘駅の乗客が分散

武庫之荘駅は、阪急神戸線の 特急非停車駅の中で最も利用者が多い駅です。以前は特急停車駅の塚口駅で乗り換えることが多かったのですが、新ダイヤでは快速・準急が主要ルートとなり、それに乗客が集中。特に準急は、直前の普通電車で塚口駅まで行って乗り換える人が多いため、車内はギュウギュウです。
②通勤特急が比較的空いている
一方、快速や準急の 1本後に運行する通勤特急 は、塚口駅での乗り換え利用が減ったことにより、混雑がやや緩和されています。以前の「通勤特急=最も混む電車」というイメージが少し変わりました。
少しでも快適に乗るコツ
混雑を避けて少しでも快適に通勤・通学するには、以下の3つの方法がおすすめです。
①8時前後の電車を避ける
朝の8時前後は混雑のピークです。この時間帯を避けるだけでも、ストレスがかなり軽減されるでしょう。もし可能なら、少し早めに出発することを検討してみてください。