町存続の危機

 ブリチクプの自治体はすでに「公的災害状態」を宣言。しかし、町の規模を超えた問題となっており、当局は避難者の支援に追われるばかりだ。町の再建計画は未定で、住民の間では「安全な土地など、もう残っていないのではないか」という声も上がっている。

 地元の実業家であり住民でもあるカルロス・マルティンス氏は、「この町は美しく、素晴らしい場所だった。しかし、このままでは数年以内に消滅してしまうかもしれない」と嘆く。

 果たして、ブリチクプはこの危機を乗り越えられるのか。住民たちは、今もなお不安な夜を過ごしながら、解決策を待ち続けている。

 陥没事故は決して他人事ではない。つい先日は埼玉県八潮市でも交差点の道路が突然崩落し、話題となった。地下の空洞化が原因とされているが、突如として足元の安全が失われる恐怖は、規模の違いこそあれ共通するものがある。地球が刻む“見えない変化”は、我々の暮らしにも影響を及ぼしているのかもしれない。

提供元・TOCANA

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