厚生労働省は、パート従業員の社会保険料を中小企業が肩代わりできる特例について、企業が負担した保険料を全額還付する方向で調整を進めています。当初は8割の還付を想定していましたが、公明党の要望を受け、全額還付へと引き上げることになりました。

厚生労働省は、パート従業員の社会保険料を企業が肩代わりできる特例について、その負担分を全額還付する方針を示しています。その財源として社会保険料を活用する予定です。

具体的には、ほかの被保険者(正社員など)が納める社会保険料の一部が充てられる可能性があります。つまり、パート従業員以外の社員も間接的に負担することになる仕組みと考えられます。