1月中旬、伊豆七島の利島に日帰り釣行してきた。帰りの出船時間は12時50分なので、5時間弱の勝負だ。イシダイ狙いの釣り人と情報交換しつつ、自身は西堤防へ向かい底物と上物の両方を狙った。
●静岡県のリアルタイム天気&風波情報
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版・早田年秀)
利島港で堤防釣り
7時40分、さるびあ丸は利島港に到着。下船時、イシダイ狙いの釣り人と会話し、エサはサザエと岩ガニで、以前知り合いが70cmの本イシを上げたと言う本堤防の先端右側で竿を出すとのこと。
私は、竿を出したいと思っていた西堤防に向かう。今回も底物と上物両方の仕掛けを持参。エサはオキアミ、二枚貝、イカ切り身、マグロブツ。集魚剤は赤だんごチヌとV9を用意。

底物狙いで40cm級アカハタキャッチ
堤防の先端は、地元の釣り人とルアーアングラーが陣取っていたので、中ほどに入る。時間がないので、すぐに底物仕掛けを投入。水深は12mくらい。
水を汲んだり、まきエサの調合をしたりと忙しい。さっそく、置き竿の穂先が水面に向かって曲がった。アワせると重いが、あまり暴れない。「定番ゲストのイシガキフグか?」と、思いながら巻き上げると、見えてきたのは赤い魚体。「やった~」と抜き上げると、約40cmのアカハタ。

その後もエサ交換を10分おきにおこない、竿を上げると重い。期待していると、水面に現れたのは大きなウツボ。重くてタモなしには上げられなかった。竿先にアタリが出なかったので、恐らくエサをくわえたまま動かずにいたのだろう。
上物のイスズミは連発
底物狙いが一服したところでコマセを投げ込むと、上物が湧き上がってきた。「これはチャンスがあるのでは?」と、竿をもう1本用意してウキカゴ仕掛けを投入。狙い通り、すぐにウキが消し込んだが小型ゲストの連発。
