製造業や建設業で深刻な人手不足が続く一方、事務職では求職者が求人を大きく上回り、労働市場のミスマッチが問題となっています。この背景には、ここ30年で高卒就職者が7割減少した一方で、大卒就職者が4割近く増加したことがあげられています。
大学出て事務の経路は先細り。専門職に就けなければ学費が割に合わなくなる。共通テストの日だけど、進路はよく考えよう。 VM5YNLluU
— 戯画兎 (@giga_frog) January 19, 2025
背景には、高卒就職者の大幅な減少や大卒就職者の増加があり、現場労働を避ける傾向や賃金差も影響しています。
氷河期世代が公務員事務職にものすごい数で殺到している一方で、世間ではインフレと人手不足を背景とした、空前の売り手市場が拡大している。とくに製造業や運輸業や建設業といった現場系の職種では、人手があまりに不足して仕事が滞ってしまい、待遇を大幅に上げてもなかなか人員が充足していない。
— 白饅頭(御田寺圭/光属性Vtuber/バーチャルツイッタラー) (@terrakei07) December 18, 2023
建設や輸送業などでは求人倍率が高いのに対し、事務職は求職者が多く、再就職が難しい状況が続いています。職種のイメージも影響し、現場労働が敬遠されがちです。
高卒=人手不足のインフラ、エッセンシャルワーカー、職人になりうる金の卵中堅以下大卒=カエルの卵バブル世代が3Kと馬鹿にした仕事の待遇が上がってきており、文系事務職はニーズ過多でブラック労働化で、どっこいではないか。 ZWYX67Uy
— NakaDash!! (@NakaDash_) January 19, 2025
高学歴志向やホワイトカラー偏重がすでにあり余っている事務職に殺到し、労働需給のミスマッチを生み出しています。
「製造・建設現場は人手不足、事務希望は17万人余る」