製造業や建設業で深刻な人手不足が続く一方、事務職では求職者が求人を大きく上回り、労働市場のミスマッチが問題となっています。この背景には、ここ30年で高卒就職者が7割減少した一方で、大卒就職者が4割近く増加したことがあげられています。

背景には、高卒就職者の大幅な減少や大卒就職者の増加があり、現場労働を避ける傾向や賃金差も影響しています。

建設や輸送業などでは求人倍率が高いのに対し、事務職は求職者が多く、再就職が難しい状況が続いています。職種のイメージも影響し、現場労働が敬遠されがちです。

高学歴志向やホワイトカラー偏重がすでにあり余っている事務職に殺到し、労働需給のミスマッチを生み出しています。